Triple-E |
2004-04-21 20:42 |
和風テイストの『大神』が発表に!
カプコンの開発分社、クローバースタジオが手がけるオリジナルタイトルを紹介! 4月21日に開催されたカプコン新スタジオ設立発表会で、稲葉敦志氏が完全オリジナルタイトルを発表したのだ。タイトルは『大神』。"オオカミ"と読むこのタイトルは、プレイステーション2で発売予定(発売時期は未定)のアクションゲームだ。
▲これは『大神』のメインイラスト。和風のタッチが印象的なイラストになっているよね。
この『大神』は、和風のタッチが印象的なアクションゲーム。リアルタッチのゲームとは一線を画していて、和紙に墨で描いたようなグラフィック表現を採用。主人公は神の化身で、狼の姿をしている"天照(アマテラス)"。この天照を操作して、生命力が失われた世界に色彩を戻していくことが大きな目的になる。色彩が失われた死の大地を支配する怪物たちを倒すことで、少しずつ色彩が戻り、日本画的な美しい画面が見られるようになるのだ。
この作品について稲葉氏は、「まるで和紙に墨で描いたような、和風のタッチをテーマにしています。戦いながら生命力を取り戻していくことになり、戦うことで美しいグラフィックが得られていく。アクション、アドベンチャー、シナリオ、攻略要素とさまざまな要素が盛り込まれています。僕たちの方向性を示す、最初のオリジナル作品になります」とコメント。実際に会場では、躍動する天照が敵を倒し、画面に色彩が戻っていくゲーム映像が上映された。その独特な和風のタッチに、来場者も注目していたのだ。
▲主人公の天照。このグラフィックのキャラクターがそのまま、画面上で躍動するのだ。
▲ゲームのロゴも和風タッチに仕上がっている。クローバースタジオが手がけるオリジナル第1弾タイトルの完成に期待しよう!
なお、今作は稲葉敦志氏がプロデューサーを、神谷英樹氏がディレクターを担当している。この『大神』と『ビューティフル ジョー 2』、『ビューティフル ジョー』のさらに詳しい情報は、4月23日発売の週刊ファミ通5月7日号に掲載しているので、こちらもチェックしてほしい。 |
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